結婚15年目の専業主婦が、突然夫から調停離婚を申立られました。実は夫には長年の愛人がいました。

- 性別:女性
- 年代:50代
- 婚姻歴:15年
- 子ども:3人以上
- 職業:専業主婦
- 担当弁護士:後藤千絵
背 景
相談内容と弁護士対応
夫側は、不倫をしているにもかかわらず、慰謝料などは一切支払わない、早く離婚して欲しいとの強硬な主張を崩しませんでした。調停は長引きそうな様相を呈していました。
結果
やはり慰謝料ゼロでは納得できないので、早期解決したいお気持ちはわかるものの、離婚訴訟を覚悟しました。
そうしたところ、離婚訴訟は避けたいと思ったのか、夫側が譲歩し、200万円の解決金を提示してきました。
妻側も了承し、調停離婚が成立することとなりました。
一般的に離婚訴訟は避けたいのが人情ですし、弁護士としても調停で解決するよう全力を尽くします。
ですが、相手方が無理な条件を出してきた場合には、戦わないといけない場合もあります。
今回は、依頼者の方が思い切って離婚訴訟もやむを得ないと決断してくださったのが相手方に対するプレッシャーになったと言えます。
その他の解決事例
長年耐え続けてきた妻から夫に調停申立て。...

調停離婚
専業主婦の奥様は、結婚して以来夫から名前を呼ばれたことがなく、「おい」とか「それ」などと呼ばれていました。
夫は会社では愛想が良く、部下にも好かれていたということですが、妻に対しては、心を開いて打ち解けて話をすることが一切なかったということでした。
...
【調停離婚】モラハラ夫に妻から離婚調停を申立てた事件...

調停離婚
依頼者は40代女性。長年夫のモラハラに苦しめられてきました。
依頼者は、主婦業のかたわら、派遣の仕事をしている40代の女性です。
長年夫のモラハラに耐え忍んできましたが、同窓会でかつての友人に再会したのをきっかけに、自分の人生をやり直そうと決意しました。
...
【養育費請求】認知された子供の養育費を調停で請求...

調停離婚
依頼者は、まだ20代の女性です。訳あって未婚の母となり、相手に認知請求をして、生まれてきた子供は無事認知されました。
依頼者は、まだ20代の女性です。訳あって未婚の母となり、相手に認知請求をして、生まれてきた子供は無事認知されました。
ただし、その際に養育費は決めていなかったということで、相手からは一円ももらっていませんでした。
...
【調停離婚】妻からのモラハラ...

調停離婚
依頼者は30代の男性。妻からのモラハラに悩んでおられました。
依頼者は30代の男性です。妻とは恋愛結婚だったということですが、子供を出産した頃から、暴言や時には暴力を振るわれることもあったそうです。
周囲に理解されず、一人で悩んでおられました。
...
【婚姻費用分担審判に対する抗告事件】月々の婚姻費用が増額となった事例...

調停離婚
相手方は、結婚生活の同居中も一切婚姻費用を支払っていませんでした。モラハラやDVも酷い相手であったため、相手方は別居し、その後、婚姻費用を請求しました。依頼主さまは働きながら、一人で子供を育てていました。
...