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セックスレスは離婚原因となるか?

2020-09-27
離婚

夫婦の問題であるセックスレスは、30代からなることが多いようです。最近ではセックスレスが原因で、離婚に発展することもあるということをご存知でしょうか?
本当にセックスレスが離婚の原因になるのか、疑問に思う方も多いでしょう。

そこで今回は、セックスレスが離婚原因になるのか、離婚を回避するための対策などをご紹介します。

 

セックスレスは離婚の原因になるのか

セックスレスは、十分に離婚の原因になります。
民法上、離婚の原因は「不貞、悪意のある遺棄、3年以上の生死不明、回復し難い精神病、その他婚姻を継続し難い重大な事由」と決められています。

セックスレスは性的不一致の一種なので、婚姻を継続し難い重大な事由として離婚原因となるのです。しかし、性的な不一致はその原因や具体的な夫婦の事情など、個別に判断する必要があります。

つまり、離婚原因になるかどうかはケースバイケースの判断が必要ということです。
ちなみにセックスレスで離婚を経験した人は何人もいて、そのうち性交渉に支障がないのに拒絶することで離婚になったというケースは多いです。

仕事が忙しかったり夜の営みをする時間が取れなかったりするなど原因は様々ですが、夫婦仲は良いものの性交渉を求めても理由もなく拒絶されると、夫婦のどちらかは不審に感じ、同時に不満も感じるでしょう。

この状況が続いてしまうと夫婦関係も悪化してくるので、離婚が認められる可能性があります。
 

セックスレスが原因で離婚した場合の慰謝料額

セックスレスが原因で離婚することになり、慰謝料を請求されるケースも少なくありません。
ここではセックスレス離婚の慰謝料の相場と証拠として有益なものをご紹介します。
 

セックスレス離婚の相場

セックスレス離婚の場合、慰謝料の相場は100~300万円だと言われています。
通常の離婚慰謝料は、不貞行為や悪意のある遺棄、DVなどで50~300万円かかります。

不貞行為でも100~300万円が相場ですが、なぜセックスレス離婚が不貞行為と同じ額の慰謝料相場になる理由は、性交渉を一方的に拒絶されることが夫婦関係の破綻につながっているからと考えられます。

日本では夫婦の性交渉を重要なものとしていて、パートナーが性行為を求めてきた場合は正当な理由なく拒否し続けてはならないとしています。

一方的に夫婦どちらかが性行為を拒否し続けられたら、精神的苦痛を受けたとして不貞行為と同額の慰謝料を請求することができるのです。
 

離婚の証拠として有益なもの

セックスレスは証明が非常に難しいものなので、証拠となるものも少ないです。
もし離婚をするとなった時は、以下のようなものが証拠として有益になります。

  • 性行為を拒否されたことを書いた日記
  • 性交渉の話をしている内容が分かる録音された音声
  • セックスレスになった期間が書かれているメモ書き

特に性行為を拒否されたことを書いた日記や、セックスレスになった期間が書かれているメモ書きはレスになった期間を教えてくれるものになります。
セックスレス離婚は、レスになった期間が長ければ長いほど慰謝料を請求できるので、日記などを付けている場合は初期段階から明確に書いておくと良いでしょう。

 

セックスレス離婚を回避するための対策

セックスレスが原因で離婚することになる前に、回避するためにはどんなことをすれば良いのでしょうか?
最後は、離婚を回避するための対策をご紹介します。
 

お互いの性事情を話し合っておく

性の話は一度タブーな話題になってしまうと、挽回することができません。
そのためパートナーが性についてどのように考えているのかを知るために、コミュニケーションを取りましょう。
性の話をしてコミュニケーションを取ることで、次第にスキンシップへと変わっていきます。
性の話をしないとセックスレスにつながってしまうので、性的なコミュニケーションが減ったと思ったら、性事情について話し合っておきましょう。
 

性行為をする曜日や日にちを決めておく

パートナーがいて当たり前になってしまうと、性行為をするスイッチが押せなくなり次第にレスにつながってしまいます。
性行為をする曜日や日にちを決めておくことで、それに向けて体調を整えるように意識が傾き、相手の様子をうかがいながら性行為をすることもなくなります。
 

日常的にキスをする

一緒にいる事が当たり前になってしまうと、日常的にキスをすることも少なくなるでしょう。
男女というものは家族になってしまうと、性的な関係に戻るのは非常に難しいものです。
いつでもスイッチを入れられるように、日常的にキスをしておくとセックスレスを回避できるようになります。
軽いキスではなく、深い愛を育むようなキスがおすすめです。
 

まとめ

セックスレスは離婚の原因になり得ること、慰謝料も請求される可能性があることをご紹介してきました。
セックスレスを経験している夫婦は、日本でも少なくありません。
セックスレスが原因で夫婦関係が破綻し、離婚になったというケースがあるので、現在レスになっている夫婦は注意が必要です。
今回の記事を参考にセックスレスの対策をしておくと、より良い夫婦関係を築けられるでしょう。

著者

後藤千絵先生
弁護士

後藤ごとう 千絵ちえ

京都府生まれ。滋賀県立膳所高校、大阪大学文学部卒業後、大手損害保険会社に総合職として入社。

30歳を過ぎてから法律の道を志し、2006年に旧司法試験に合格。

08年に弁護士登録し、2017年にスタッフ全員が女性であるフェリーチェ法律事務所を設立。

離婚や相続など、家族の事案を最も得意とし、近年は「モラハラ」対策にも力を入れている。

著作に「誰も教えてくれなかった離婚しないための結婚の基本」(KADOKAWA)、『職場の嫌な人から自分を守る言葉の護身術』(三笠書房)がある。

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