遺産分割協議・調停

・相続問題の相手方が話し合いに応じようとしない。

・相続人同士で何度か話し合いの場を持ったが、一向にまとまる様子がない。

・他の相続人が弁護士を立ててきた。

・そもそも遺産の全容が明らかにされていない。

相続問題というのは、一番身近なご家族や親族間の争いがほとんどであり、精神的なご負担は経験した者にしかわからないほど大きく、言葉では言い表せません。
そのため、長引くと疲弊してしまい、モチベーションが低下し、安易な妥協に結びついてしまう可能性があります。
その点、弁護士に依頼すると、弁護士が窓口となって他の相続人との話し合いをしてくれます。
ややこしい手続きを自分でやらなくて済むほか、法的根拠に基づき、きちんと主張をすることで、弁護士が登場するだけで解決に向かうケースもあるほどです。

遺産分割協議がまとまらなかった場合には、次に遺産分割調停を申し立てることになります。
弁護士に依頼すると、調停の申立に必要な書類の作成や実際の申立まですべて任せることができます。
申立後も、調停では常に弁護士が同行し、調停の間に打ち合わせを綿密にすることができます。
なお、弁護士をつけない他の相続人と比べると、法的にしっかりした主張をすることができますので、調停委員を味方に引き込みやすいという利点もあります。
調停が不成立になり、審判に移行した場合であっても、弁護士のサポートがあるのは安心感につながりますし、専門知識を背景とした法的主張は審判でも強いのです。